過去の話題から:会長小柴恭男
基本料金は最大電力使用量で決まってしまう
電力料金は「基本料金」と「電力量料金」からなっている。
ここで問題になるのは、基本料金は契約電力量による定額ではなく、1年間のうち最大電力使用量で次の1年間は決まってしまう。という点である。
だから、瞬間的に色々な電気(負荷)を並行的に使うと、その合計量が基本料金にはね返る。夏季は冷房を入れるので基本料金は夏の使用量で決まってしまうこともある。
熱処理や乾燥、温水等に電気を使う場合、装置を稼働させるタイミングにより最大電力使用量が跳ね上がってしまう。
このような場合、営業時間外に加熱装置を予熱をしておくと電気の使用量が平準化する。
電力料金が毎年下がります?!
日本ヒーターでは、このような「電気の使い方」を毎年見直した結果、大幅に電気代を節約することができ、「電力料金が毎年下がります?!」という結果となった。(図−1、図−2、参照のこと)
新たに熱源を電気に求める場合、電熱装置や熱制御盤の設計に工夫をされると良いと思う。
ヒーターの設計について
加熱システムの規模や精度によって考慮すべきいくつかのポイントがある。
- 熱損失を少なくする
- 温度センサーを増やす(モニタ個所を増やす)
- ヒーターの回路数を増やす
- ヒーターの形状を最適化する
- タイマーを入れて予熱時間をずらす
- 加熱方法(液体加熱・空気加熱・金属加熱)を見直す
電力節約
この夏、原発の稼働状況、電力使用量によっては電力供給量が逼迫し、大停電のピンチが叫ばれている。少しでも電力節約に協力し、かつ電気料金を下げるのは、国策に合った考えと思っている。
2003年6月9日 小柴 恭男
参考データ
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図−1 使用電力量の推移 |
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月ごとの比較を次に示す。 |
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図−2 月別使用電力量の推移 |
連絡先
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日本ヒーター株式会社 |


