サーモセーフ Q&A

英国 LMKサーモセーフ社 IH(誘導加熱)ドラム缶ヒーター質問集

質問一覧

Q01 どのような加熱原理ですか

Q02 省エネ効果はありますか

Q03 設置、運転にあたり法律の規制を受けますか

Q04 屋外で使えますか

Q05 ステンレスや樹脂のドラム缶でも使えますか

Q06 ドラム缶よりも小さな容器でも使えますか

Q07 200Vでも使えますか?

Q08 危険場所でも使えますか

Q09 特殊な電源は必要ですか

Q10 電源の保護は必要ですか

Q11 温度制御はどのように行うのですか

Q12 電磁波の漏れはありますか

Q13 空のドラム缶でも使えますか

Q14 本体とドラム缶の設置はどのように行うのですか

Q15 効果を試したいのですが貸出や実験は可能ですか

Q16 複数のドラム缶を近傍で加熱する場合問題がありますか

Q17 メンテナンスはなにか必要ですか


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Q 01:どのような加熱原理ですか

A01:
誘導加熱によりドラム缶(磁性体)自体が発熱します。


サーモセーフに商用電源(単相交流)を印加するとサーモセーフ内部にあるコイルの働きにより、磁界が作られます。磁界の変化によりドラム缶表面に渦電流が生じ、ドラム缶自体が発熱します。
なお、ドラム缶外壁の最高温度は周囲温度と印加電圧により変わります。
サーモセーフの表1参照

Q 02:省エネ効果はありますか

A02:
ドラム缶1缶だけをあたためたい場合や最終到達(最高)温度が異なるドラム缶加熱において大きな省エネ効果があります。


サーモセーフではなく、ドラム缶自体が発熱しますので、巻き付け型のヒーターに比べ放熱が少なくなります。
ドラム保温庫の場合は、蓄熱損失があることに加え、通常複数ドラム缶を加熱するように設計されていて、かつ異なった最終到達(最高)温度のドラム缶を加熱する場合が多く、その場合一番到達温度が高いドラム缶に合わせて温度設定がされます。
従ってドラム缶1缶だけをあたためたい場合や最終到達(最高)温度が異なるドラム缶加熱において大きな省エネ効果があります。

Q 03:設置、運転にあたり法律の規制を受けますか

A03:
商用周波数をそのまま利用していますので特別の届出、許可は不要です。

Q 04:屋外で使えますか

A04:
保護等級IP66ですので屋外で使用可能です。


電源コードは5mで切りっぱなしになっています。プラグやコンセントなど電源側の防水処置はご利用の環境に合わせて施工してください。
関連:Q08 危険場所でも使えますか

Q 05:ステンレスや樹脂のドラム缶でも使えますか

A05:
スチールドラム缶(鋼製=磁性体)をご利用下さい。


磁性体でない材質の場合、加熱の効果が著しく劣ります。また、電流値が大きくなります。一般的なステンレス(SUS304、SUS316など)は非磁性体のため、IHによる加熱効果は期待できません。スチールドラム缶(磁性体)をご利用下さい。
ファラサームはトッププレートを加熱する構造ですので、鋼製の容器と同じようにステンレス製・樹脂製のドラム缶に使用できます。(樹脂製のドラム缶の場合、容器の耐熱温度にご注意下さい。)

Q 06:ドラム缶よりも小さな容器でも使えますか

A06:
可能です。


(磁性体であれば渦電流が生じ発熱すると思われますが、温度上昇については保証できません。)

Q 07:200Vでも使えますか

A07:
使えます。


ただし、240Vを印加した場合と比べると昇温スピードが低下します。また、到達温度が若干低くなります。(およそ100℃)
サーモセーフの表1参照

Q 08:危険場所でも使えますか

A08:
日本国内では現在、危険場所で使えません。


なお、サーモセーフとファラサームはZONE1,ZONE2の危険場所で使うことができるIECExとATEXの要求事項を満たしています。また日本での防爆認証も取得予定です。

Q 09:特殊な電源は必要ですか

A09:
必要ありません。


商用の単相交流電源で使用可能です。

Q 10:電源の保護は必要ですか

A10:
ヒーターの一次側に25Aのサーキットブレーカを用意下さい。


ヒーターの誘導成分は0.49です。高周波は作りません。通常はこの誘導成分が問題にされることはないと思います。

Q 11:温度制御はどのように行うのですか

A11:
通常は特段の温度制御は不要です。


必要な温度になるまでにどれ位の時間がかかるかをお客様にて実験した上でタイマを用いる場合もあります。また、電圧を下げて到達温度を下げることも可能です。温度のフィードバック制御も行うことも可能です。
制御機器は別売です。
サーモセーフの加熱物による温度上昇のグラフ図2を参照してください。
最終到達(最高)温度と到達時間にご注意下さい。ご利用になる条件によっては最終到達温度以下で温度制御することが必要な場合や、加熱上限温度が決まっている場合温度過昇防止回路が必要になることも考えられます。

Q 12:電磁波の漏れはありますか

A12:
EMC(電磁両立性electro-magnetic compatibility )妨害は殆ど考える必要はありません。


電磁場の人に及ぼす影響を防ぐガイドラインが、国家放射線保護委員会(NRPB、英国)によって作られ、サーモセーフは、スチールドラム缶内部で形成された最大限の電磁界でもNRPB及び類似の基準によって規定されているEMC(電磁両立性)放出限界よりも非常に低いことがテストによって実証されております。
しかしながら、サーモセーフの低インピダンス放出が、陰極線チューブを使用したデータ表示装置(VDU)が近くにある場合、画像に僅かながら影響を与えることがあります。液晶画面の場合は問題ありません。機械式時計もヒーターに近づけると針が動いてしまうことがありますが、永続的な損傷はございません。
EMC妨害は殆ど考える必要はありません。心臓のペースメーカーへの影響については英国保健社会保障省の科学技術部会による試験済みです。

Q 13:空のドラム缶でも使えますか

A13:
使用できます。


ドラム缶が空でも詰まっていても関係ありません。最終到達(最高)温度は同じですが、内容物の違いは最終到達(最高)温度への到達時間を変化させるでしょう。
サーモセーフの表1参照

Q 14:本体とドラム缶の設置はどのように行うのですか

A14:
サーモセーフ本体をドラム缶の上側から設置します。


サーモセーフは48kgですので、2人いれば持ち上がります。フォークリフト等の利用でも構いません。
サーモセーフについているツバ部分(FRP)にはコイルは入っていませんのでお客様側にて加工が可能です。

Q 15:効果を試したいのですが貸出や実験は可能ですか

A15:
日本ヒーター営業部(TEL 03-3790-3111)までお問い合わせ下さい。

Q 16:複数のドラム缶を近傍で加熱する場合問題がありますか

A16:
複数のサーモセーフを近傍で使っても問題はありません。


非常に稀ですが、ヒーターを上下に積む場合があります。この場合、コイルが反対向きに巻かれていた場合、電磁的影響があります。
通常のドラム缶加熱の場合特段の効果や悪影響はなく、複数台の運転が可能です。

Q 17:メンテナンスはなにか必要ですか

A17:
通常の使用ではメンテナンスの必要はございません。


ヒーター内側にあるリブ(肋材)は取付け・取外し等の際に擦り傷による本体の磨耗を防ぐものです。定期的なリブの点検で磨耗の範囲がわかります。本体とリブを取り付けるのに黒色の樹脂が使用されており、磨耗がひどくなり黒い線がリブから見えてきた場合には、本体に磨耗が及ぶ前にリブの交換をする必要があるので、ヒーターを返却して下さい。(英国にて交換を行いますので費用、納期がかかることご了承下さい。)
通常の使用ではメンテナンスの必要はございません。しかしながら年に1回程度、特にゴム片の部分、ターミナルボックス、ケーブル等を中心にヒーターの状態をチェックしていただくことをお勧めいたします。
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