製品紹介(総合目次)/ 液体加熱の目次/ 空気加熱の目次/ 金属加熱の目次/ 温調機器の目次/ 電熱部品の目次
ヒーターの熱伝導を高めるセメント(水性)
|
|
特 長
熱伝導の効率を上げる福音!
ヒーターをパイプに巻き付けて加熱するとき、あるいは面状の部分に取り付け加熱するときなど、 そのままではヒーター(丸形断面のシーズヒーターの場合を想定しています)と被加熱物は線接触になります。
そこでヒーター部分に熱伝セメントを施工すると、隙間を埋め接触面積を増やすことにより熱伝導性を高めることができます。
|
|
図1 パイプにシーズヒーターを取り付けた例
|
コスト低廉
優秀な熱伝性
長い耐用寿命
広汎な温度範囲
良好な機械的強度と耐熱衝撃性
ジャケッティング法より安価です。
ジャケッティング法とほとんど替わらない伝熱効果を発揮します。
テスト結果では施工した相手の機器よりも長い耐用寿命を持っております。
現在、化学工業・石油工業などに使用されている例では、氷点下40度Cに冷却する場合から680度Cまで加熱する場合までの温度用途に用いられます。
加熱冷却の反復操作を行うような過激な稼働条件下でも、ヒビ割れやスポーリング、あるいは品質低下の懸念はありません。
工法上
外部からの熱を伝える場合、熱伝達性の優れた伝熱材です。
スパイラルまたは複数のトレース法・二重管・インナーコイルに替わる工法です。
従来のトレース工法の10〜15倍の熱を伝えます。
二重管に匹敵する伝熱効果が得られます。
熱伝セメントとチャンネル(外装板)を併用した工法により、伝熱効率を良くし、剥離などの問題も解決できます。
取付による長所
電力消費が減少し、同じ電力で高熱量が得られる。
ヒーターの寿命が延びる。熱伝セメントの寿命も長く、万一破損しても製品汚染のおそれがない。
熱を平均に伝える。また、工事や補修が簡単で迅速・安価である。
用 途
バルブ・コントロールバルブ・ポンプ・配管・容器・プラスチック金型・強化ポリエステル・鋳造型・特殊熱交換器・各種機械装置・各種熱盤
特 性
特性項目 | 特性データ |
|---|---|
最高使用温度 |
680度C |
最低使用温度 |
-70度C |
硬化前密度 |
1586kg/m3 |
硬化後密度 |
1442kg/m3 |
線膨張係数 |
3.60×10-6/度C |
圧縮強度 |
77〜84kg/cm2 |
抗張力 |
11kg/cm2 |
熱伝導率 |
8〜10kcal/mh度C |
U係数(加熱) |
150kcal/mh度C |
比 熱 |
0.27kcal/kg度C |
破壊強度 |
63〜70kg/cm2 |
線収縮率;金属面接触の場合 |
max1.0% |
線収縮率;接触しない場合 |
max4.5% |
接着強度 |
6.3 kg/cm2 |
乾燥(硬化)時間
表面の乾燥まで:水分が蒸発し、表面が乾燥するまでにおよそ20分程度かかります。
完全硬化まで:35度Cで6〜12時間加熱・乾燥して下さい。
熱を加えず自然乾燥させる場合、完全に乾燥・硬化するまで約96時間かかります。
施工例
施工例を紹介します。
1.金型に埋め込む場合
2.金型に張り付ける場合
3.配管に巻き付ける場合
1.金型に埋め込む場合
2.金型に張り付ける場合
3.配管に巻き付ける場合
|
|
注 意
熱伝セメントは、導電性があります。施工時ヒーターの端子部はマスキングして下さい。硬化後はマスキングを取り外して下さい。
扱いやすい1kg缶を用意しています。ご使用後は水分が蒸発して乾燥しないように缶のフタを固く閉めて下さい。
熱伝セメントは、一度硬化してしまうと施工できません。熱伝セメントは必要以上厚く塗らないで下さい。(ヒーター径:Dの1/2以下)
ヒーターエレメント内部が高温(過熱)になり、寿命低下・断線の可能性が高くなります。熱伝セメントを充分乾燥させてからヒーターを使用して下さい。
強いショックや、他の物体の擦れがあると剥離します。
連絡先
日本ヒーター株式会社