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空気加熱ネジ込みシェル型ヒーター SGA型

シェルにネジ込みヒーターを差し込んだ空気加熱用インラインヒーター

製品概要
シェルにネジ込みヒーターを差し込んだ空気加熱用ヒーター

小型シェル(ケーシング)にネジ込みヒーターGAA5型を内蔵したインラインヒーターです。コンプレッサーエアー等を使用し、コンパクトかつローコストで高温(200°C)の熱風が得られます。サーキュレーションヒーター、インラインヒーターと呼ばれることもあります。
標準品以外の設計製作品で、使用状況が分かっている場合は、
製品の問合せに記入いただくか打ち合わせメモ(2ページ目)に必要事項を記入いただき送信ください。

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用途
ネジ込みシェル型ヒーター
空気加熱・窒素ガス加熱・水素ガス加熱・二酸化炭素加熱・混合ガス加熱等各々の気体を加熱する、小風量用小型ネジ込みシェル型ヒーターです。
仕様
使用場所 屋内(標準品)
電源 3相200V
接続 IN-OUTはG1ソケット
温度 出口温度はMax.200°C
温度制御 オプションで温度過昇防止・温度コントロール用K熱電対がつけられます
材質 接ガス部はステンレスを使用
アース 六角プラグにM4タップ穴が3ヶ所あります。
その内の1ヶ所よりアース接続してください
キャップ 金属キャップ
種類

 型番表

型番 電圧 相数 電力 IN・OUT
ソケット
1
mm
L2
mm
ヒーター型番
GAA5
ワット密度
W/cm2
最大風量
注1
m3/min
出口温度
注2
SGA-3225 200V 3相 2kW G1 500 350 -3225G 2.5 0.5 85
SGA-3325 3 680 530 -3325G 2.5 0.7 125
SGA-3425 4 860 710 -3425G 2.5 0.9 165
SGA-3525 5 990 840 -3525G 2.5 1.0 200
SGA-3625 6 1230 1080 -3625G 2.5 1.2 240

注1:最高使用温度(200°C)時の最大風量

注2:最大風量(1.0m3/min)時の出口温度(入口温度20°Cの場合)

図面
 空気加熱用ネジ込みシェル型ヒーター

空気加熱用ネジ込みシェル型ヒーター

型番説明
ネジ込みシェル型ヒーター SGA型
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流量・温度・容量関係図
流量・温度・容量関係図

流量・温度・容量関係図

別売品
特注品
  • 小型シェル型ヒーター選択について

    屋内・屋外・電源・電力・加熱物・流量(m3/h)・温度(摂氏)・圧力{MPa(kg/cm2G)}等によりサイズ、材質を決めます。 さらにコントロール用センサー・温度過昇防止用センサー並びに回路数を決め列置きに設けるなど打ち合わせして決定します。

  • 小型シェル型ヒーター設計選択基準
    設置場所 屋内・屋外(防水・防滴構造)
    電圧 交流(通常100V-480V
    電力 W=1.16×60×比熱×比重×流量×上昇温度×余裕率
    例:空気0.6m3/h(標準状態 STP)を0℃から160℃まで昇温する場合
    W=1.16×60×0.24×1.25×0.6×160×1.25
    =2506W
    ≒2.5kW
    加熱物 耐腐食性材質選定
    流量 電力・圧損・シェル管内流速・圧力にてサイズ選定
    温度 In・Out温度によりターミナルキャップ・ヒーターエレメント・ケーシング・保温材の選定
    IN側が150℃を超える時は高温タイプとなります。
    圧力

    圧力:ゲージ圧0.2MPa(約2kg/cm2G)を超え、かつ内容積が0.04m3以上のものは、第二種圧力容器になります。

    圧力容器構造除外品:

    A:内容積が0.04m3を超えない容器

    B:胴の内径が200mmを超えないで、かつ、その長さが1000mmを超えない容器

    温度コントロールセンサー 出口温度のコントロール用センサー用
    温度過昇防止センサー ヒーターエレメントの温度過昇防止用センサー用
    端子台・結線材 電流値と周囲温度により選定
    制御 サイリスタ制御・ON・OFF制御
    ターミナルボックス ベークキャップ・防滴型ベークキャップ・金属キャップ・防水型キャップ等
    材料使用例(ヒーターエレメント・フランジ・シェル) SUS304・SUS316・SUS316L・インコロイ・チタン・ハステロイ・SGD・STPT・STPGなど
    シェルとヒーターの接続 ネジ込みタイプ・フランジタイプ・サニタリータイプ等
    In・Out接続 ソケットタイプ・フランジタイプ・サニタリータイプ等
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    特注品の形状例
    ボックスタイプ(端子台、コントロール・温度過昇防止センサー付)

    ボックスタイプ(端子台、コントロール・温度過昇防止センサー付)

    高温用(金属キャップ)脚付タイプ

    高温用(金属キャップ)脚付タイプ

    IN・OUTフランジ式

    IN・OUTフランジ式

    補足
    1.回路構成

    スター結線からデルタ結線への組替えは非常に危険です。

    各々のヒーターはエレメント3本一組で、電源電圧3相200Vのヒーターです。
    もし、組替えを行いたいときは、日本ヒーター技術部にお問い合わせください。

    計算例:
    使用電源3相・200V・2kW(ワット密度=2.5W/cm2)のスター結線ヒーターを、デルタ結線に組替えした場合

    ヒーター1本あたりの電力[kW]
    スター結線 組替–> デルタ結線 備考
    116VX667W
    (ワット密度=2.5W/cm2)
    200VX1980W
    (ワット密度=7.5W/cm2)
    約3倍の電力になり危険です。
    2.保温材

    用途によってはシェルが高温になることがあります。やけどなどの危険防止と熱損失を抑えるため、保温材(断熱材)の使用をおすすめします。

    保温材は特注品となります。

    注意
    1. ヒーターエレメントの空焚は絶対行わないでください。

    2. ファンONでヒーターONのインターロック回路を設けてください。

    3. 本ヒーターは気体用です。液体には絶対使用しないでください。

    4. アースは必ず接続してください。

    5. ヒーターOFFでも、ファン(送風機)は10分間以上運転して十分に冷却してください。

    6. 空気加熱ヒーター取扱上の注意をお読みください。

 


カタログPDFダウンロード

当該製品のカタログが下記よりダウンロードできます。


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