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製品情報

気体加熱用ヒーター空気(気体)を強制または自然対流により加熱し、加熱・乾燥・除湿・暖房に用います。

シェル型ヒーター

空気加熱用 ネジ込みシェル型ヒーター SGA型
シェルにネジ込みヒーターを差し込んだ空気加熱用ヒーターの特注品

空気加熱ネジ込みシェル型ヒーター形状例
ネジ込みシェル型ヒーターは下記仕様にて様々な組み合わせによる設計・製作ができます。

  1. 端子カバー(ターミナルキャップ・端子ボックス)

    • ベークキャップ・防滴型ベークキャップ・金属キャップ・防水型キャップ等

  2. シェルとヒーターの接続

    • ネジ込みタイプ・フランジタイプ・サニタリータイプ等

  3. IN・OUT接続

    • ソケットタイプ・フランジタイプ・サニタリータイプ等

  4. 加熱物・温度等を考慮し安価なヒーターを設計します。

形状例

ボックスタイプ(端子台、コントロール・温度過昇防止センサー付)
図1 ボックスタイプ(端子台、コントロール・温度過昇防止センサー付)

高温用(金属キャップ)脚付タイプ
図2 高温用(金属キャップ)脚付タイプ

IN・OUTフランジ式
図3 IN・OUTフランジ式

ネジ込みシェル型ヒーター設計基準

屋内・屋外・電源・電力・加熱物・風量(m3/min標準状態)・温度(℃)・圧力{MPa(kg/cm2G)}等によりサイズ・材質を決めます。

さらにコントロールセンサー・温度過昇防止センサーの必要性、制御方法などを打合せして決定します。

    1. 屋内・屋外(防水・防滴構造)

    2. 電圧:交流低圧範囲(通常100V~480V)

    3. 電力:W=1.16×比熱×比重×流量×上昇温度×余裕率

例:
      • 空気0.6Nm3/minを0℃から160℃まで昇温

        W=1.16×0.24×1.25×0.6×60×160×1.25

        =2506
        ≒2.5kW

    1. 加熱物:耐腐食性材質選定

    2. 風量:電力・圧力・圧損・シェル管内流速にてサイズ選定

    3. 温度:IN・OUT温度によりターミナルキャップ・ヒーターエレメント・ケーシング・保温材の選定

      IN側が200℃を超える時は高温タイプとなります。

    4. 圧力:ゲージ圧0.2MPa(2kg/cm2G)を超えるものは電力にかかわらず第二種圧力容器構造になります。

圧力容器構造除外品
      • A:内容積が0.04m3を超えない容量

      • B:胴の内径が200mmを超えないで、かつその長さが1000mmを超えない容器

    1. コントロールセンサー:出口温度のコントロール用

    2. 温度過昇防止センサー:ヒーターエレメントの温度過昇防止用

      注意(1)防水タイプは電源リード線付(防水剤に埋め込み)となります。

      注意(2)端子カバーがボックスタイプの場合、ヒーターの取付はフランジタイプになります。

    3. 端子台・結線材:電流値と周囲温度により選定

    4. 制御:サイリスタ制御、ON・OFF制御

    5. ターミナルボックス(Bタイプ)

      • Bタイプについて

        • 防爆構造機器としての認定は受けていませんが、防爆指針を考慮して製作した端子箱を使用したものをBタイプと呼んでいます。詳細についてはお問い合わせください。

        • 防爆検定が必要な場合は、事前の打ち合わせが必要です。

        • 防爆(機器)についてはこちらをご覧ください。

Bタイプ ターミナルボックス

図4 Bタイプ

  1. 材質使用例(ヒーターエレメント・管材・ケーシング)

    SUS304・SUS316・SUS316L・チタン・インコロイ・ハステロイ・SGP・STPT・STPG

保温材
使用温度によっては保温材の使用をおすすめします。
  • 用途によってはシェルが高温になることがあります。

  • 放熱による熱損失を抑えるとともに、やけどなどの危険防止のため、保温(断熱)材の使用をおすすめします

  • 個別の設計製作品となりますので、詳細はお問い合わせください。

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注意
  1. ヒーターエレメントの空焚は絶対行わないでください。
  2. ファンONでヒーターONのインターロック回路を設けてください。
  3. 本ヒーターは気体用です。液体には絶対使用しないでください。
  4. アースは必ず接続してください。
  5. ヒーターOFFでも、ファン(送風機)は10分間以上運転して十分に冷却してください。
  6. 空気加熱ヒーター取扱上の注意をお読みください。

 


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当該製品の個別カタログはありません。


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